なぜ、万博・ポルトガル館に取材が途切れなかったのか

こんばんは、岡本です。

万博が閉幕して2週間が経ちましたが、市内には続々と公式ストアがオープンするなど、まだまだ万博熱が続いています。

ブログでも度々、ご紹介していますが、弊社はポルトガル館のPRを担当しました。

閉幕日にも密着取材が

海外158の国と地域が参加し、ポルトガルのように独自パビリオンを建設するのは47カ国42棟。

飲食店で例えると、「KITTE」と「バルチカ03」が昨年7月に同時開業して、約150店舗がオープンしたのと同じで、まさに戦国時代!

そのような中でも、海外パビリオンの中でトップクラスのメディア露出ができた3つの秘訣をnote風にご紹介したいと思いますw

  • ゴリ押しのスタートダッシュ

各国パビリオンでは開幕ギリギリまで、内装の仕上げやパビリオン運用の準備をし、なかなかPRまで手が回っていませんでした。

メディアは取材したくても、どこに広報の窓口があるのか分からない、あっても英語しか対応できないなど、困り切っていました。

そんな中、弊社は在阪メディアに情報を発信し、パビリオン側が取材をしぶっても、取材を受ける方向で交渉したことで、4月だけて10本以上のテレビ取材につながりました。

取材内容も、開幕日の密着、生放送など、しっかりとパビリオンの魅力を発信することができました。

  • スタッフの魅力を生かす企画

4月は取材の立ち合いなどで、2日に1回のペースで万博入りしていました。

スタッフと交流していると、お国柄なのかサービス精神旺盛で、楽しい方ばかり。

メディアの方の雑談の中で、次の企画のオファーにつながることもありました。

4月はストレートに開幕を報じるだけでニュースになりますが、半年続くイベントのため、メディアもさまざま切り口で万博を紹介するようになりました。

それが一番発揮できたのは「オールナイト万博」だったのではないでしょか。

ベルナルド館長の素早い決断やスタッフの協力のもと、展示室を開放したり、ドリンクを販売したり、ダンスを披露したりと、会場に残る来場客をもてなしました。

  • 関西人はグルメファースト⁉

開幕後、ポルトガル館のテイクアウトコーナーには連日、「パステル・デ・ナタ(エッグタルト)」を求める長蛇の列ができました。

本場の味もさることながら、1個440円(当時)という、万博会場ではお求めやすい価格も魅力でした。

万博人気グルメ紹介コーナーでは必ずと言っていいほど取り上げられ、ポルトガル館はエッグタルトのみの取材はNGと言い出したほど(パビリオンの紹介も一言入れてもらうことで何とか回避しました)。

ポルトガル人シェフのみが腕を振るうレストランも、じわじわと人気が高まりました。

特に、会期後半は、タレントが来館してレストランで撮影するという流れが多くなりました。

かつて約10年間、大阪でポルトガルレストランを営業していたジョゼ(現在は高知で薪窯パン店「Lisboa」店主、2026年から再開予定)や、岩手県の盛岡のワイン店「ACCATONE」店主でソムリエの松田さんなど、実は地元からメディアが度々取材に来るほどの有名な方が携わられていました。

SNSでは、会場外でも食べられる万博グルメを紹介されていますが、ポルトガル館のグルメは残念ながら食べられません(T_T)

タイミング、②人、③グルメと様々な要因が相乗効果を生んで、会期中、途切れることなく多くのメディアから取材いただけました。

大阪では55年ぶりの開催となった万博に携われることができ、生涯忘れられない経験ができました。

無料でPRのカウンセリングを実施していますので、お気軽にご相談ください(オンラインもOKです)。

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