こんにちは、田村です。
先日、高島屋東別館が営業を全面再開したので取材に行きました。
新型コロナウイルスの影響で、3月から「高島屋史料館」を、4月から宿泊施設「シタディーンなんば大阪」を休業していた同館。両施設の再開で、7月にオープンした「日本橋フードホール」と合わせて全ての施設が稼働することになりました。
フードホール以外の二つを知らなかったのですが、特におもしろかったのが「高島屋史料館」です。
1831年に創業したときから今までの歴史がコンパクトにまとまっています。
当時のチラシなどが保存されていて非常に興味深いです。
「創業百周年記念大売り出し」や「全店を挙げて空前の大謝恩!!」など煽り文句があって、今の高島屋さんとは雰囲気が違います。
均一店の走り「10銭ストア」。最盛期は全国に100店舗あったとか。商魂たくましいですね。
広報の方が詳しく解説しながら案内してくれたので、非常に為になりました。
ちなみにこの東別館、堺筋に面した側は非常にキレイな外観をしていますが、反対側はいびつな形をしています。
もともと松坂屋が所有していて、増築を考えていたものの、その後撤退。このような形になったようです。現在は文化財に指定されていることもあり、増築できません。
堺筋側はものすごく整っています。
史料館は入場無料なので、涼みがてらに立ち寄ってはいかがでしょうか。それではこのへんで失礼します。